BOOK REVIEW

なぜ雇用格差はなくならないのか

2009-10-01

著者:小林 良暢

 製造業を中心に「派遣切り」と呼ばれる急激な人員削減が行われ、多くの非正規社員が仕事を失った。著者は、これらの「非正規リストラ」は非正規社員と正社員の間に埋めがたい格差があり、それが固定化されていることを浮かび上がらせたと指摘。
 そうした事態に至った日本の雇用制度の変遷をたどりながら、非正規社員と正社員の間に立ちはだかる「壁」の正体を明らかにする。

 本書は全9章で構成されており、1〜3章は「非正規リストラ」などの雇用問題が引き起こされた背景や、それらを裏付ける各種調査を基に問題解決のための方法論を提示。

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