業界HOTニュース

新卒者の採用選考実施企業が増加“売り手市場”に

2014-02-14  /  ブックマーク はてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録

 日本経団連は1月9日、昨年4月時の新卒採用に関するアンケート調査の結果をまとめた。会員企業1,301社を対象に無記名式の調査票を送付。583社の回答を得て集計した(回答率44.8%)。

 採用選考活動を実施した企業の割合は95.7%だった。前回(2012年)調査時に比べて0.9ポイント増え、2年ぶりに増加した。同割合は、03年に79.3%となっていったんは落ち込んだが、00年以降は増加傾向を示している。08年に97.2%でピークを迎え、リーマンショック後に再び落ち込み、10年から回復傾向に戻っている。

 就職採用市場の評価に関する質問では、最も多い回答が「前年(12年4月)入社の採用選考活動と変わらなかった」の65.1%だった。また、現状を「買い手市場(企業側が有利)」と感じている企業は大幅に減り5%となった。一方、「売り手市場(学生側が有利)」とする回答は、前回調査時より15.7ポイント増加して28%だった。

 採用選考時に重視する要素では、第1位が10年連続で「コミュニケーション能力」の86.6%となり、企業が最も注視している。次いで「主体性」「チャレンジ精神」「協調性」「誠実性」と続く。

 既卒者からの応募の受け付けについては、70.7%が「既に実施済み」もしくは「今後実施予定」と回答。このうち、84.2%が新卒者と同様の扱いで受け付けている。ただ、76.3%の企業が応募に際して「卒業後3年以内の者」と条件を付けている。
 
 インターンシップを「実施済み」の企業は58.5%だった。

関連記事

新卒 | 増加