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メイツ中国、エネルギア人材ソリューションと
経営統合発表拠点は5県に一挙拡大

2014-10-14  /  ブックマーク はてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録

 広島地区を代表する総合人材サービス会社の株式会社メイツ中国は、10月1日に中国電力グループの人材派遣会社として実績のある株式会社エネルギア人材ソリューションとの経営統合を明らかにした。

 両社は平成26年26日に基本合意書を締結の上経営統合に向けて準備を進めてきたが、これにより、広島県に本社を置く人材派遣事業者では最大級となった。

 メイツ中国は地域の顔である中国新聞社グループの出資会社として、創業26年の実績を誇る。「広島も、人も大切にする姿勢」をモットーに“オール広島”で地域を支えてきた企業である。

 一方のエネルギア人材ソリューションは鳥取、島根、岡山、広島、山口など幅広いエリアの電力供給を一手に引き受ける中国電力グループの人材派遣会社。中国電力や関連グループをはじめとするさまざまな仕事先への派遣を主体に、大手や地元優良企業での仕事なども手がけている。

 地域を代表する公益性の強い優良企業が親会社同士の経営統合だけに、地元経済界は歓迎の意向を示している。

 売上規模は今回の合併で約33億円の規模となった(メイツ中国20億円、エネルギア人材ソリューション13億円)。社名は「株式会社メイツ中国」として統一され、社長には栗林寛二(メイツ中国代表取締役社長)氏が就任した。合併後の拠点は、これまでの広島県内(2拠点)から、広島・岡山・山陰(鳥取・島根)・山口の5県へと拡大され、従業員数は61人となった。

 人材派遣事業は、業界を取り巻く環境の変化によって競争が激化。平成24年に改正された労働者派遣法は現在見直しが議論されており、業界も変革を迫られている。

 メイツ中国関係者は、「今回の統合で両社の経営資源を一体的に活用することによって事業エリアを中国地域全土に拡大していくことができる。人材派遣はもちろん、人材紹介や受託事業、教育研修などのメューを拡充し、これまで以上に質が高く幅広いサービスを提供できるという点でエネルギア人材ソリューションさんと認識は一致している」と話す。

 地域活性化に向け、第二次安部改造内閣は、地域再生制度に取り組む方針を明らかにしている。同社は、地域経済の活性化、地域における雇用機会の創出その他の地域の活力の再生を総合的かつ効果的に推進するための牽引役としても期待されることになる。

 大都市モデルとは一線を画す地域再生型の総合人材サービスに取り組むメイツ中国の今後の動きに注目である。

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