業界HOTニュース

テンプ、パソナ、東南アジア企業を買収。海外事業拡大を加速

2015-08-28  /  ブックマーク はてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録

 テンプホールディングス(東京・渋谷区、水田正道代表取締役社長)はベトナムの大手人材サービス会社ファーストアライアンスを買収。10月に同社の創業者から全株式を取得する。同社は約10万人の登録者と日系や欧米系の企業を中心に約500社の顧客を持つ。買収後も創業者が社長を続け、日本からは幹部人材を派遣することも検討する。テンプは、ベトナムではすでに人材関連の子会社を設けているが、買収を機に同国での事業展開を加速する。

 一方、パソナグループ(東京・千代田区、南部靖之代表取締役グループ代表兼社長)は、インドネシアのデュータグリヤ サラナの株式の49%を取得、子会社化する。同社は、ホワイトカラーの人材派遣で同国有数の規模を誇り、金融、ITなどの専門分野に強く、現地の大手企業を顧客としている。パソナも現地法人を設立し、人材紹介と人事コンサルティング事業を展開しているが、人材派遣の他、 現地のマネジメントや従業員を育成するための教育・研修については、外資参入規制により早期のサービス提供が困難であり、子会社化が最適な選択肢であると判断したことによるものだ。

 東南アジアは、製造拠点としてだけではなく消費市場としても有望視されサービス産業の進出も進んでおり、人材サービスの需要もさらに進化、拡大すると見られている。近年、東南アジアへの進出において倏禺瓩箸いΨ舛任粒搬腓主流なのも同エリアの外部環境変化のスピードが著しく、事業展開を速める必要があるからだろう。このエリアでの日系人材企業の競争激化は必至だ。

関連記事

テンプ | パソナ | 海外事業