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業況判断、人材獲得難を要因に
売上げ規模が大きい企業で悪化
〜技能協〜

2017-01-04  /  ブックマーク はてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録

 技能協(日本生産技能労務協会、清水竜一会長)は12月16日、「平成28年10月度 製造請負・派遣事業動向調査結果」を発表した。

 業況DI(「良い」と判断した企業の割合から「悪い」と判断した企業の割合を引いた数値)は、プラス25。平成25年10月調査以降13期連続でプラス20を超えているが、直近で見ると前回の平成28年度7月調査より2ポイント低下。売上げ規模別で見てみると、売上額(平成28年1〜3月期)10億円以上の企業群では、「良い」と判断した企業の割合が21%で前回調査より12ポイント減少した。

 売上規模の大きい企業群ほど危機感が強く、この要因になっているのが人材獲得難。製造業務等に直接従事するスタッフ社員判断DI(「不足」と回答した企業の割合から「過剰」と回答した企業の割合を引いた数値)はプラス92。前回調査より1ポイント上昇。売上金額10億円以上の企業群では、「不足」と答えた企業が100%。この企業群の取引先数判断DI(「増加」から「減少」の割合を引く)はプラス54と高い水準であり、受注が好調な企業群ほど「人材獲得難」が業況感を圧迫していることが伺える。

グラフ

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