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働いた翌日から給与の受取りが可能に。リクルートスタッフィング、派遣スタッフ向け「給与の即受取りサービス」開始

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業界大手のリクルートスタッフィング(東京都千代田区、田中智己代表取締役社長)が、この度派遣スタッフ向け『給与の即受取りサービス』(以下「本サービス」)を開始した。

同サービスは、49日よりリクルートが中堅・大企業に提供を始めた「Airワーク 給与支払」を導入したもので、これにより、リクルートスタッフィングが派遣した先の企業で就業中の派遣スタッフのうち、特定の勤怠システムを利用する約4万人が、希望に応じて、実際に働いた分の給与の一部をお給料日前に先払いで受取ることが可能となる。

また、今後、リクルートMUFGビジネス(以下「RMB」)が、賃金のデジタル払いを手掛ける資金移動業者として指定を受ければ、給与の受取り方を現金と電子マネーで選べる「デジタル給与サービス」の機能追加も予定しているという。

同社は「お給料日も、あなたらしく。」というメッセージを掲げ、給与の受取り方の選択肢を増やすことで、今後も、『「らしさ」の数だけ、働き方がある社会。』の実現を目指す。

小紙は15年前から派遣スタッフの給与前払い・即払い制度に関してその業種別の親和性を取材してきた。現状では製造・物流・軽作業・介護などの分野で定着している。果たしてオフィス派遣の分野では利用は浸透していくのか。今後もその動向をウォッチしていきたい。


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