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派遣社員の賃金底上げは実現可能か?「3年勤務したら時給3割UP」の懸念(wezzy)
2019年7月、厚生労働省が派遣会社に対して、派遣社員に勤務年数に応じた賃金を支払うことを義務づける方針であることが日本経済新聞で報じられた。(派遣社員、3年勤務なら時給3割上げ 厚労省が指針:日本経済新聞)
たとえば、派遣社員が同じ業務で3年相当の経験を積み、正社員と同等の仕事ぶりであれば、時給を初年度の3割増しにすることを派遣会社に求める指針をまとめたのだ。
これは、2020年4月1日から始まる「同一労働同一賃金」制度に合わせて、正社員と派遣社員との賃金差を縮めようという方針だ。
現在の派遣社員の平均賃金は正社員より2割程度低い。厚労省はこの差を縮めるために、派遣社員の賃金の底上げを行おうとしている。
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